不存在のあかし
「存在しないように、いる」
ある人の言葉を思い出す。
その人は音を奏でる人だった。
友人に紹介された個展に行きました。
平尾菜美さん (http://namihirao.com/10-info.html)
分断された鏡に映る認識、
境界線の曖昧さ、
存在しているけど、存在していない
確かさと不確かさの中に生きていることを想い馳せました。
揺らぐ鏡に不本意に映される、
それは認識されていないことに意識が急速に認識を追いかける。
認識と意識の追いかけっこのようでした。
部屋に入り込んだ風にほっとしました。
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