終演から。
『とりかへばや』、無事に終演を迎えました。
ご来場の皆様、また陰ながらサポートをしてくださった方々、
照明で関わってくださった親愛なる吉本大輔さんと吉野文裕さん、
そして手伝ってくださった中村さんらに、楽道庵という場所で踊らせていただいたことに感謝の気持ちを捧げます。
今回日本の平安時代に描かれた作者不詳の話を、即興という形で、演奏者と踊り手のふたりで何が起こるのか、
また以前から「身代わり」や「依り代」「生贄」という存在について、引っかかるものがあり、今回の題材である「とりかへばや」に初めて触れた時に何かが結びついたように感じ、今回扱わせていただきました。
既存にある物語性が強いものを踊る題材にすることは、非常に危険に感じることはしばしあります。その物語に引っ張られ過ぎてしまいやすいように観ていて感じているので。
とはいえ、今回即興という形で踊ることで別の危険性を感じながらも、新たな発見に出会えたことは喜ばしく思います。今回の「とりかへばや」は一度寝かして、また別の機会に作品として構成し直し上演を考えています。
「とりかへばや」は踊る作品にすることによって、再解釈されてより根本的なものに近づけられるように確信があります。それが物語る物語の性質でもあるようにも思いました。
また、7月21日と22日にソロ作品を上演します。
そちらもお楽しみに。
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